同担拒否ってなに？うまく付き合うには？

「同担拒否」という言葉、推し活しているとよく耳にしますよね。特に女性のファン活動でよく聞くんだけど、要は自分の「推し」を応援するファン同士の中で、「同じ推しを応援している他の人と関わりたくない」っていう気持ちを持っている人のことを指します。同担拒否の人たちは、推しを「自分だけの存在」として特別に感じたいので、同じ推しを応援している人がいると、なんだか心がザワザワしちゃうんですよね。

今回は、そんな「同担拒否」の特徴や、その人たちとどううまく付き合っていけばいいのかを解説していきます。

同担拒否ってどんな感じ？

「同担拒否」にはいろいろなレベルがあって、その強さや理由も人それぞれ。ここではいくつかの特徴を紹介しますね。

独占欲が強いタイプ

一番多いのが、「推しに対する独占欲が強い」タイプ。推しが好きすぎて、他の誰かが同じようにその推しを好きだと思うと、「自分だけがこんなに好きなのに！」って感じてしまうんです。特にライブやイベントで、同じ推しのファンを見かけると、なんだか落ち着かなくなったり、嫉妬の気持ちが芽生えてしまうことが多いです。

自分の存在が脅かされると感じるタイプ

また、推しのファンの中でも「自分が一番」と思いたいタイプもいますよね。このタイプの同担拒否は、自分の推しへの愛や応援の仕方が一番だと思っていて、同じ推しを応援する他のファンがいると、「自分の立場が危うい」と感じてしまうんです。これって、結局は自己肯定感の問題でもあるんですが、同担の存在によって自分の推し活の価値が薄れてしまうような気がしてしまうんですね。

他のファンと推しを比べたくないタイプ

このタイプは、同じ推しを応援するファンを見て「自分よりその人の方が推しと近いんじゃないか」「自分の応援の仕方が劣ってるんじゃないか」と感じてしまうタイプです。同担が目の前にいると、どうしても自分と比べてしまうので、結果的に不安になったり、劣等感を感じてしまうんです。だから、同担と接するのがつらくなってしまう。

同担拒否の理由

じゃあ、なんで同担拒否になるのかというと、いくつかの理由があります。

自己防衛

一番大きいのは「自己防衛」のため。同じ推しを好きな人と競り合うと、どうしても嫉妬や不安な気持ちが湧いてしまいますよね。それで「この人と仲良くするのは無理だ」とか、「自分の心が疲れちゃうから関わりたくない」と思ってしまうんです。そういう意味では、同担拒否って自分の心を守るための一種の壁なんですよ。

推しへの愛の深さ

もう一つは、推しへの愛が深すぎるゆえに他のファンが許せないという気持ち。特に推しがニッチな存在だったり、そこまで有名じゃない場合、自分が「見つけた！」という特別感が強くなるんですよね。だからこそ、他のファンが増えると「自分だけの推しじゃなくなった」って感じてしまうんです。

トラウマや過去の経験

過去に同じ推しのファンとの間でトラブルがあった経験があると、それがトラウマになって同担拒否になるケースもあります。「同じ推しを好きな人とはうまくやれない」っていう固定観念ができちゃって、その結果、他のファンと距離を置くようになるんですね。

同担拒否の人とどう向き合う？

さて、もしあなたが推し活をしていて、同担拒否の人に出会ったり、その人と一緒に何か活動しなければならない場面があったとき、どうやって対応すればいいのかが気になりますよね。以下は、同担拒否の人に対しての接し方のコツです。

相手の気持ちを尊重する

まず大事なのは、同担拒否の人の気持ちを否定しないこと。「なんで同じ推しを好きな人同士で仲良くできないの？」って思うかもしれませんが、その人にはその人なりの理由があって、推しに対する愛の表現方法が違うだけなんです。同担拒否を「子供っぽい」とか「自己中心的」と捉えずに、「そういう考え方もあるんだな」と受け止めることが大切です。

無理に関わろうとしない

もし相手がはっきりと同担拒否だと分かった場合、無理に仲良くなろうとする必要はありません。同じ推しを好きだからといって、必ずしもその人と友達になる必要はないですし、相手にとっても、無理に関わろうとされることがストレスになることがあります。

相手が同担拒否の姿勢を取っている場合、適度な距離感を保ちつつ、自分自身も推しを楽しむことが最優先です。「同じ空間で推しを応援しているけど、お互い干渉しない」というスタンスでも十分楽しく推し活できます。

共有しすぎない

SNSやオフ会などで同担とつながる場合、情報を共有しすぎるのは注意が必要です。特に同担拒否の人は、「自分だけの推し」という感覚が強いので、相手が推しに関する情報をあまり共有したがらないときは、無理に深堀りしない方がいいです。

逆に、同担拒否の人に推しのエピソードやグッズ自慢をしすぎると、相手の気持ちを刺激してしまうことがあるので、注意しましょう。相手の反応を見ながら、程よい距離感を保ちましょう。

自分も心の健康を守る

もし同担拒否の人と関わることがストレスになるようなら、自分の心を守ることも大切です。同じ推しが好きでも、無理にその人との関係を続ける必要はありません。推し活はあくまで自分が楽しむためのものなので、自分自身がストレスを感じるようなら、その関係を適切に距離を置くことも必要です。

同担拒否じゃない人との楽しみ方

もちろん、同担拒否ではない人と一緒に推し活をするのもすごく楽しいです。同担でも、同じ推しを応援する喜びを共有できる仲間は大切な存在。だから、無理に同担拒否の人と関わる必要はなく、推しを楽しんでいる人たちと一緒にポジティブな時間を過ごすのも良いですよ。

同担で一緒に楽しむコツ

同担と一緒に楽しむときは、相手がどういう応援の仕方をしているかを尊重するのがポイント。人によって応援のスタイルは違うし、応援にかけるお金や時間もそれぞれです。そこを比べずに、お互いの楽しみ方をリスペクトし合うことで、より楽しい推し活ができます。

交流を広げる

SNSやファンコミュニティで、同担の友達を増やすと、推し活がもっと充実します。推しに関する情報やエピソードを共有したり、一緒にライブやイベントに参加したりすると、一人で応援するよりも感動が倍増しますよ。

まとめ

同担拒否は、推しに対する特別な感情や自己防衛から生まれるものです。理解しがたい面もあるかもしれませんが、相手の気持ちを尊重しながら、無理のない距離感で接することが大切です。同担拒否の人と無理に仲良くしようとする必要はなく、自分自身が楽しむことが最優先。同時に、同担と仲良くなりたい場合も、相手をリスペクトしながらお互いに楽しめるスタイルを見つけてくださいね。

推し活は、自分の楽しさが一番大事！