人より一歩先へ！仕事ができる人が無意識に行っている共通点とは？

自分は仕事ができる人間と思われたい。社会人であれば、誰もがこの思いを持っていることでしょう。仕事ができなくても人生は楽しくなる、ということを言う方もいますが、やはり仕事が充実し、さらには仕事ができるからこそ本当の意味での充実が生まれます。

昔は正社員や会社などではなく、狩りをして人間は生きてきました。狩りができない人は食べていくことができず、自然淘汰される厳しい時代でもあったのです。

今とは全然労働環境が違うとはいえ、ある意味で現代もサバイバル社会。仕事ができなければ満足した仕事に就けず、さらには貧困の道を歩ことになるわけです。

ここでは、仕事ができる人が無意識に行っていることを解説していきます。これを目指し、アナタもワンランク上の社会人として楽しい人生を送りましょう。

周囲を盛り上げてスムーズに仕事をすすめる！

仕事ができる人というと、いかに全てのことに精通して、完璧人間というイメージがあります。しかし、仕事ができる人は上手に周囲の人を使っています。

例えば、表へ数値を打ち込むだけの仕事があったとします。この仕事はある意味雑務ですが、得意不得意な人はがいるのは当然です。

バランス良く、仕事をこなす時はできるだけ得意な人へと振っているはずです。自分一人では回らないことを、全体との協力で上手にこなしていくわけです。今をときめく社長というのは、全てこういったことに長けている人間です。

実際、車を作る会社の社長は部品ひとつ作れません。自分がするよりも、その道のプロフェッショナルに頼んだ方がスピーディーかつ高クオリティなものが生まれます。仕事ができる人は世渡り上手です。周囲を乗せるのがうまく、仕事でありながらもお祭りのような状態を作ってしまうのです。

常に仕事に結びつけようとしている

仕事場を離れたら、完全なるプライベートな時間が待っています。しかし、仕事ができる人とそうでない人との差はここで大きくついてしまいます。仕事ができる人ほど、プライベートの時間を仕事に役立つことに使っていることをご存知でしょうか。

「そんなことでは、全然リラックスできない」と言われる方が殆どだと思います。

しかし、それは間違いです。そもそも、仕事が嫌でそれを忘れるためにリラックするのであれば、どこかで仕事のことを考えてしまい、嫌な気分となってしまいます。

当然ですが、土日休みだとしたら、日曜日の午後からは鬱なモードへと突入していくことでしょう。仕事を辞めない限り、必ず仕事の日はやってきます。

平日の過ごし方も全く同様ですよね。仕事ができる人は、明日、明後日の仕事のために勉強をしたり、遊んでいていも何かを得ようとします。飲食店で仲間とワイワイしていても、接客態度だったり、キャンペーン内容などを見て自社に取り入れられるところはないか、常に研究しています。

もし、自らの仕事に取り入れられそうな内容が見つかったら、休日であるにも関わらず、早く会社に向かって反映させたいとすら思うでしょう。直ぐに結果が出ないとしても、1年後には両者における仕事での成長の差は歴然となるはずです。仕事ができる人は、プライベートすらもうまく活用しているのです。

一歩も二歩も先を読む力

仕事ができる人は、常に先のことを考えて行動しています。仕事ができない人の共通点としては、言われたことをただ、その場凌ぎ的に行っているだけです。そのため、全体像が把握できず、応用力がほぼ無いわけです。

例えば、仕事ができる人は一見無駄に見える作業を行います。メール処理や雑務、さらには今直ぐには必要のないチームへのフォローなどです。

そんなことをして何の意味があるのか、と仕事ができない人は思ってしまうでしょうが、これこそが意味を持つ行動です。先に先に動くことで、最終的に仕事自体の全体が上手に回っていき、面倒が無くなるのです。簡単な例に例えてみます。

ラーメンを自分で作るとなった時、具材などを用意することから始めるかもしれません。仕事ができる人は、その時に既にお湯を沸かしたり、器を用意したり、さまざまなことを同時進行で行います。

麺は麺で茹で上がった時、ラーメン用のお湯が湧いていなければその分時間が経過し、せっかく茹でた麺がのびてしまいますよね。つまり、作業の中でどれだけ先を読むことができるかが、良い仕事ができるか否かを大きく左右するわけです。

まとめ

仕事ができる人の大まかな特徴はこの辺りです。しかし、ここまで読んでみて、自分は無理と思っている方もいるでしょう。

確かに、仕事ができる人は意識も高く、人並みはずれた能力を持っている場合もあります。しかし、そういった人たちを目指すという姿勢があるだけでも、仕事への意欲や成果が大きく変わっていくはずです。

半年後、これらのことを心掛けるだけで、自分の成長に驚愕することでしょう。仕事ができる人に刺激を受けながら、徐々にアナタが刺激を人に与えるような存在となっていきましょう。