部屋のインテリアの方角と配置は大丈夫？風水でツキを呼び込み運気が上がる！

風水というと、どういったものを思い浮かべるでしょうか？
若い方はご存知ないかもしれませんが、昔、Ｄｒ〇〇という風水師によって一大風水ブームが起こりました。西に黄色、黄色の財布を持つことが金運アップにつながるという考え方が広まり、今も風水というと、方位に合わせたカラーなどを思い浮かべる方もいるかもしれません。

一般の方にも分かりやすく、受け入れやすいように占いやおまじないのようなニュアンスで使われている面も否定できず、そのため風水ときくと、「何か怪しいものではないか」と考える人もいることでしょう。

ですが本来、風水はれっきとした「統計学」であり、学問なのです。
風水に限らず、多くの占いには「陰陽五行」という考え方が採用されています。
陰陽五行とは、この世のすべてのものは木・火・土・金・水という五行に分類されるというものです。そして太陽と月、光と影のように、すべてのものには陰と陽があると考える、それが陰陽五行です。
そこには必ず、相生（互いを生かすこと）と相克（対立すること）があります。

例えば、水は木を育てるので水と木の間には相生の関係があります。
一方、土は水を汚すので、土と水とは相克の関係になります。
そのように、すべてにある相生の関係を上手く利用し、相克となる関係を避けるのが風水の考え方になります。

そこで陰陽五行の風水の考え方から、家のインテリアの中で風水を手軽に取り入れるには、どのようなものがあるのでしょうか。

鏡の置き場所は？

風水において鏡は良い運気を取り込み悪い運気を跳ね返すシンボル的な存在として扱われてきました。そのためピカピカに磨いておくことは大前提ですが、それ以前に鏡は「どこに置くか」ということがとても重要です。

まず、置いてはいけない鏡の置き場所として最たるものが、玄関の真正面です。
玄関は家のすべての良い気が入ってくる場所ですが、その玄関の真向かいに鏡を置いてしまうと、せっかく入ってくる良い気を跳ね返してしまうのです。

玄関に鏡を置くなら、側面に置くのがおすすめです。玄関以外にも、部屋に奥行きがあるように見せるための鏡使いは、風水の理にかなっている使用法です。

そんな使い方次第では強力なアイテムになり得る鏡ですが、寝室に鏡を置くのはおすすめできません。特に寝姿が鏡に映ってしまうのは絶対に避けなければなりません。

俗に魂を抜き取られるといいますが、良い気を全て吸い取られてしまうのでご注意を。

邪気を良い気にする観葉植物や生花

生きた観葉植物や生花は、陰の気を陽に変え、周りの空気を浄化する働きがあります。玄関に飾ると、外から入ってきた邪気も良い気に変えてくれるのです。

手入れが面倒だからといってドライフラワーやフェイクグリーンはいけません。逆に邪気を溜めてしまいます。観葉植物を選ぶ際は、葉に丸みのある植物を選びましょう。

葉の先端が尖っているような植物は、風水インテリアを考える上ではあまり適していません。

テレビやパソコンなど音の出る電化製品の配置は東に

テレビ

テレビやパソコン、スピーカーや電話など、音の出る電化製品の配置は東か東南に配置するといい知らせがあります。テレビの周囲、部屋の角は陰の気が溜まりやすいため、観葉植物やシェード付きランプなどで陰の気を中和させると良いでしょう。

寝室の枕の向きは東か北に

寝室において一番重要なのは枕の向きです。
東か北に頭を向け寝るようにベットを配置するのが良いとされます。
北枕は日本においては亡くなった人を寝かせる方角ですから、縁起が悪いと考える方が多いのですが、北枕は陰の気を流し、質の高い眠りが得られる方角です。

また、太陽は東から昇り西に沈むことから、東を向いて寝るのも発展運があるとされます。そのため、子供はできれば東を向いて寝かせましょう。

お金関係は寝室の北側の暗い場所へ

財布や預金通帳などのお金に関わるものは、寝室の北側に置くのが風水において適しています。カバンに入れっぱなしにしたり、明るい場所に置くとお金がどんどんなくなってしまいます。

ソファはリビングの入り口からできるだけ遠くへ

ソファ

リビングの入り口からできるだけ遠くに配置し、テレビの真向かい（西側）に置くのがおすすめです。コミュニケーションがスムーズになります。ソファの置き方ですが、例えば部屋の中央にソファを配置するなど、背もたれが壁から離れてしまっていると運気が不安定なものになります。

また、Ｌ字型のソファや、革張りのソファも風水学上おすすめできません。

トイレはこまめに掃除、換気を心がけて

トイレ

トイレは金運や健康運を左右する重要な場所です。汚物を排出する場であり、陰の気そのものを象徴する場所ですから、清潔を心がけることが何より大切になります。
トイレカバーやトイレマットなどは暖色系を使い、暖かいイメージを作りましょう。トイレのふたは必ず使用後は閉めるようにします。開いていると邪気が流れてしまいます。