人の輪に入れない…集団の中で浮いてしまう。苦手な人付き合いを克服したい！

「私だけ、いつも浮いている。」
「どうして、私だけ誘ってもらえないんだろう。」
「自分の立ち位置や、自分の役割が分からない。」

このように感じている人の多くは、孤独を感じて、寂しく思っているかもしれません。何とか自分を変えたいと思っても、どう変えていいのかわからなくて、さらに悩んでしまうかもしれません。

原因は、人と上手に会話ができない点にあるのかもしれません。
なぜなら、人付き合いの基本は「会話力」にあるからです。

では、どうやって会話力を高めていくことができるでしょうか？
人付き合いを深めていく会話のコツを、これからご紹介していきます。

挨拶から会話を始めてみる

何か変なことを言ってしまうのではないかと、怖く感じて、上手に話すことができない。そのため、人の輪に入れなくて、浮いてしまうという状態になっていませんか？
会話はコツをつかみ、練習をすればだれでも上手になっていくものなのです。

まず、会話を始める方法は、「あいさつ」をするようにしましょう。
あいさつは、会話のスタートと言っても良いくらい大事な事です。
まずは、職場や学校に入ったら、元気に、前をみて、笑顔で、挨拶をする事から始めてみましょう。

会話をする方法は、一人か二人の人のところに行き、相手の顔を見て、まず挨拶をします。

「おはようございます。」

あいさつをすることが、定着してきたら、あいさつの後に、一言だけ、会話を始めていきましょう。
その日の、天気などの話を続けられるかもしれません。
「今日は、暑いですね。」とか「涼しくなってきましたね。」など、一言そえることができます。
この時に、相手から返事があるかもしれません。あったときは、話を聞きましょう。

相手から、特に返事がないなら、そのままその場所を去りましょう。
相手にも、話をしたい気分や、したくない気分などがあります。無理やり会話をしなくても大丈夫です。

相手に質問を投げかける

次は、会話を始めるための「質問」を考える事です。
家にいる時や、一人でいるときに、話してみたい人への質問を考えてみましょう。

でも、この時に注意することは、相手のプライバシーに、立ち入りすぎないようする事です。人には、話せない事もあることを覚えておきましょう。

質問は、使い方を間違えると人付き合いの障害になってしまう事もあるので、当たり障りのないことから始めてみましょう。
例えば、「朝のニュースを見ました？〇〇の事がニュースになっていましたね。」などもいいですね。

一番重要なポイントは話を聞く事

今までは、こちらから話を始める点についてお伝えしました。でも、付き合いを深めていく会話において一番重要な点は、話すよりも、聞くことなのです。

聞き上手な人は、相手が話したくなる人と言えます。
実際、付き合いを深めていく会話とは、相手の心を開いて話をしてもらう事で成り立ちます。

あなたは、自分が一生懸命、心を開いて会話しても、相手が聞いていなかったと知ったら、ショックを受けませんか？

聞く力を身に着けるコツは、「誠実さ」です。
相手が話していることを、相槌を打ちながら、一生懸命聞きましょう。
話半分で、他のことを考えながら聞いていると、人はそれに気づきます。自分の話を聞いていない人に、人は心を開きません。

もう一つのコツは、その話の中で、相手の良いところを見つけて、それを誠実に褒めましょう。
これは、お世辞を言う事ではありません。お世辞は、人の心を閉ざしてしまうものになります。
話を聞いて、本心から良いと思う、魅力的な所を見つけ、褒めるのです。

テレビに出ている、名司会者と言われている人は、上手に話を聞いています。観察して、試してみるのも良い練習になりますね。

まとめ

いかがでしたか。
今回ご紹介した方法は、今日初めて、明日には良い結果に必ずなる、という方法ではありません。
もしかしたら、何度も、失敗を繰り返すことになるかもしれません。

でも、今回の方法を真面目に行っていくなら、必ず効果はあなたに帰ってきます。
一度にすべてができなくてもいいのです。小さな一歩から始めて行きましょう。
小さな積み重ねが重なって、上手な人付き合いを築くことができるようになっていきます。

実際のところ、人との良い関係を築くのは、数日間の時間だけでは足りません。たくさんの時間と、会話が必要になってきます。その間に、たくさんの失敗もすることでしょう。でも、やってしまった失敗は、あなたにとって宝の様な「経験」になります。

経験を積むことで、さらに多くの人に心を開いて、会話を楽しむことができるようになり、良い関係を築いていくことができるのです。
ぜひ、失敗を恐れないで、今回の方法にチャレンジしてみることを、おすすめします。