誰でもできる!霊能力やスピリチュアルな能力を向上させる方法とは?

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スピリチュアルに生きるということは、目に見えない世界ばかりに思いを馳せることではありません。私たちが地球に生まれるという選択をしてきたことは、とても意味のあることです。肉体があるからこそ、今、この現実の世界を大事にしなければならないのです。精神修行ばかりに力を入れて、現実の日常をおろそかにしてしまうのは本末転倒です。

しかしながら、自分の存在が肉体だけではないと信じ、目に見えない世界に気持ちが向いてしまう人は、なんとかして自分もその世界を知りたい、垣間見たいと願うのは当然です。

超能力者や霊能者のように、透視したり予知ができたりと、超自然的な能力に恵まれている人たちがいます。生まれつき備わっている人、臨死体験をきっかけにして、不思議な能力を発揮できるようになったという人、瞑想、座禅など様々な修行を通して、徐々にまどろんでいる能力を目覚めさせていった人もいるでしょう。

現在は様々なスピリチュアルなワークショップがあり、それに参加したことがきっかけで、オーラが見えるようになったり、透視ができるようになったり、前世を思い出したり、予知ができたり、ヒーラー養成講座に参加して、遠隔ヒーリングができるようになったという人の話も聞きます。

いずれにしても、一人一人に適った方法で、そのような能力を獲得できる時代になったのだということを考えると、何か今の時代に大きな意義を感じざるを得ません。

誰でもスピリチュアルな能力が持てる?

誰でもスピリチュアルな能力が持てる?

誰でも能力の目覚めとなるような臨死体験ができるわけではありません。スピリチュアルなワークショップやヒーラーの養成講座に参加するにはとても高額な費用を払わなければならない場合が多いので、誰でもできるものではありません。また、いくら瞑想しても、雑念ばかりでなかなか深くは入れ込めないと悩んでいる人もいます。

それでは、誰でもができる方法があるのでしょうか。

オーストリアやドイツで活動した神秘思想家、シュタイナーは、日常の生活を丁寧に営んでいくこと、日々の繰り返しの作業を、心をこめてこなしていきながら、一日の最後に5分でも自分の内面に向き合う時間を確保することを辛抱強く続けていけば、超感覚的世界を認識できるようになると言っています。

これなら、努力次第で誰でもできそうです。私たちは皆、生きていく中でなんらかの役割があるわけですから、先ずはそれぞれの仕事を、ひとつひとつ心をこめて、黙々とやっていけばいいのです。

自分の仕事にやりがいを見出していない人もいるかも知れません。でも、それが自分に与えられた仕事だと考え、全身全霊を込めてその仕事に打ち込んでいるうちに、必ず道が開けてくるはずです。「日々の努力が実を結ぶ」などということは誰でも知っていることで、殊更言うほどのことでもないかも知れません。

見えない世界に関心がなくても、このような生き方をすることで、いろいろな意味で人生を豊かにできることは誰でも分かっていることです。でも、見えない世界を認識したいと思っている人は、この方法で確実にその力も獲得できるというのですから素晴らしいですね。なにかわくわくしてきませんか。

現実を一つ一つ充実させる

現実を一つ一つ充実させる

いずれにしても、先ほども言いましたが、人間としてこの世に生まれてきたからには、見えない世界だけを考えて生きていくよりも、先ずは肉眼で見えるこの現実の世界を充実させることのほうが大事だと私は思っています。霊的能力は、そのような生き方をした結果として、あとからついてくるものではないでしょうか。

先ずは、あなたの日常生活の中で与えられた仕事をこつこつとこなしていきましょう。料理にしても、ひとつひとつの作業に全神経を集中してやってみましょう。キャベツの千切りをする時も、食器を洗う時も、雑に済ませることもできますが、どうせやるなら、丁寧にその単純な作業に意識を向けてやってみましょう。

会社でやるコピー取りの作業にしても、パソコン入力にしても、それぞれの作業がその時の自分にとって大事な儀式であるかのように接するのです。たとえばキリスト教徒であれば、ミサや礼拝に参加するのと同じことなのではないかと思います。信者にとっては、それぞれの宗教的儀式は厳粛でとても大切なものです。

それと同じような気持ちで、日々の仕事に接するのです。漫然とやるのではなく、一瞬一瞬に意識を集中する…意識化することがとても大切なのです。

スピリチュアルな能力を持つ目的はありますか?

スピリチュアルな能力を持つ目的はありますか?

もし、見えない世界を認識したいと思うならば、先ずは、その目的について考えてみましょう。人それぞれ動機は違うでしょう。しかし、先ずは、人の為に役立ちたいということが究極的な目的でなければなりません。ただ自分を誇るための動機であったとしたら、その能力を獲得できたとしても、低次元の意識体と結びついてしまうことでしょう。

シュタイナーによると、このような地道な方法で霊的な力を高めていった人こそ、高次の世界とつながることができると言っています。そして、このような日々の地道な努力で霊的能力を高めた人は、より確実で揺るぎない力を獲得でき、それを誰かのために役立てたいと思うに違いありません。

しかも、人の為といっても、それは自分の為でもあるのです。スピリチュアルな世界では、そのような区別はありません。人と自分の区別があるのはこの三次元だけで、もともと私たちは一つです。だから人を大切にすることは、自分を大切にすることと全く同じことです。そして、人の為に祈ることは、自分の為に祈ることと全く同じことなのです。

先ずは、日々の繰り返しの作業を、丁寧に、心をこめ、そして淡々とこなしていきましょう。そして一日の最後に、5分でもいいので、心を静め、自分の内面に向かう時間をつくり、日常と違った空間に身を置いてみましょう。確実に、何かが少しずつ変わってくるはずです。

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